ストーンオーシャン 感想 (ネタバレあり)
あれ、ポスクレないのか〜とおもったんだが2部のポスクレが印象に残りすぎているだけで別に3-5部はポスクレなかった なおかつ、5部まではずっと男性が主人公で、やっと女性が主人公だというところで父親のスタンドが強すぎる...というハンデがあるシリーズでどう展開するかってのは個人的に MCU のインフィニティサーガでナターシャやワンダが苦労してきたっていうのもあってどうすんのかなと トーチャンを仮死状態にしておくのはクレバーだとおもったけど、最後到着しちゃうん...?合流しちゃうん...?とおもってたら意外と最後は結構出ずっぱりだった
徐倫が最後までウェザーに託されたディスクというカードを切らなかったので、あれ〜どーすんだろう?とおもっていたら、まさかエンポリオに託すとは.... 4部がとてもローカルな話、5部はギャングの抗争ときて、6部はようやく3部の正当続編といったところか...?
重力絡みの話がはじまって、これは時間くるな....と直感した
どうでもいいけど、結局ジョースター家とプッチ神父一味が引かれ合うのはなんでなんだったっけ...? プッチの解釈では運命...というか、ビッグバンから一貫して決定論的に世界は存在しているという筋金入りの運命論者だった
....のはわかったが、時空を超越して次の宇宙に辿り着くことが覚悟を決めることにつながるというのがイマイチ理解できなかった
未来を経験?体験していることで現在をより良く生きることができる.....??
終盤は謎のレーダーシステムでお互いの間合いを探るシーンが多すぎてちょっと辟易
ちょっとだけ書くなら、プッチが高速に動いてるならプッチ側からは非常に間延びした感じで発声しないと相手に何言ってるか伝えられないだろうし、もしくは高速に近寄って離れてを繰り返しているのであれば(演出上はそうみえたが)近付いては1音発声して離れて、また1音発声して離れて...を繰り返さないと口上を述べられないのではなかろうか
さらにどうでもいいけど、水中で喋ってもろくに聞こえないのに、ましてやイルカの速度で移動しながら、さらに距離もあってって状況だと水音がすごすぎてろくに会話もできなかろう....とか 爆速で地殻変動が起きるぐらい海の潮汐力が働いてたら浸かった瞬間に身体が抉られてしまいそうだけど....とかとか
3部のセルフオマージュキメてきたのはアツかった
それにしてもプッチは次の宇宙で狙撃銃でも持ってエンポリオを狙撃するなりすれば決着できたのに、それをせずにノコノコとナメプで姿を現したのが運の尽きだろう
このシリーズでは最終的に肉弾戦で決着しようとしてくるなあ
結局最後もウェザーのオラオラで終わったし
相変わらずこの人の描く男女のシーンは気持ち悪いんだが、意図的にやってるのかマジなのか判別つかないのがなんとも
...と、謎に最後は異常に献身的になるアナスイ、そしてエルメス、承太郎、そして徐倫からバトンを受け取ったエンポリオが、因縁のウェザーのスタンドで決着をつけるってのはまあまあアガったが、ん〜これでよかったのか?とモヤモヤしつつ完
次の宇宙ではたまたま、本当にたまた〜ま前の宇宙で散っていった人たちがイイ感じですってのはいくらなんでもご都合主義すぎる
どうせなら次の宇宙でエンポリオが前の宇宙にタイムスリップする技術を開発するなり、タイムスリップするスタンドをみにつけるなりして、前の宇宙の刑務所面会の時間にタイムスリップしてプッチを痛めつけるなり、もっと前にディオが石仮面をつける前にトリップしてぶちのめしたり...みたいな展開だったら好きだったなあ
エンドロールはシルエットでこれまでのシリーズを振り返りつつ...みたいな感じで、しかも YES がかかってなんかアニメ版はこれにて完結〜みたいな気配を感じたんだけど杞憂? これ7部ってこの新宇宙でのシリーズってことになるのかなあ?どうなるんだろう?
原作読まずに楽しみにまってます
ジョースター家の話が6部で完結してるのかなあ?それだとジョジョとは...みたいになってしまいそうだけど
あと一番気になったのは、キャラクターのバリエーションの少なさで、特に味方陣営はエンポリオは5部の康一くんまんまだったし、アナスイもほぼポルナレフだったし... プッチ神父もまあ結局はディオの焼き直しというか.....
ジョースター勢も3部のジョセフと承太郎を置き換えただけ感というか....
なんならストーンフリーはメビウスで反転攻撃を受け流すという謎能力は発現させたけど、スタープラチナがザ・ワールドの能力を取り込むほど覚醒していったわけでもなかったしなんとも消化不良感 かといってゴールド・エクスペリエンスほどわけわからんくなってほしいわけでもないが.......
舞城王太郎がクレイジーなのかとおもってたけど、6部までやってきた感想としては原作もまあまあイカれてんな〜という